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受付終了
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2012年6月22日(金) 10:00~10:00 ( 受付 10:00~ ) |
| 講師 | 武田 みどり |
| 会場 |
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| 対象 | 高齢者介護サービス関係者 |
| タグ |
医学知識 全般
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| 受講料 |
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| 受講方法 | 会場 |
アメリカのソーシャルワーカー修士(M・S・W)ナオミ・フェイルさんによって開発された感情レベルでのコミュニケーション法です。認知症の症状を持つお年寄りに対して、ケアする側される側という垣根を飛び越えた共感者として、その人の問題点を掘り出し、正常化させようとするのではなく、「あなたの苦しみを分けてくれませんか。」「あなたが悲しいなら、私も一緒に泣いてもいいですか。」とお年寄りの感情を受け入れ、決して評価せず、ひとまず私のニーズ(私たちの現実)は横に置き、現実を受け入れます。認知症の症状を持つお年寄りは、人生最後のステージでの心の平安をみつけるための奮闘やニーズを個人的にとても感情的な方法で、様々な感情を認知症の力をかりて表現されています。バリデーションは、この死が訪れる前に遣り残した仕事(心の底にある思い)を片付けて(表現)しまおう一所懸命奮闘している認知症の症状を持つお年寄りに対し敬意と共感を持って関わることを基本としたコミュニケーションです。
□バリデーションとは□基本姿勢□感情・コミュニケーション・共感□演習□バリデーションの原則□4つの段階□テクニック・質問
私は認知症の症状を持つお年寄りと関わる仕事について13年目になります。 バリデーションに出会い、私はもう一つのめが開きました。心の目が開くと目の前の方々の現れ方が変わり、今まで、いかに本当の姿をみていなかったのかということが分かりました。 今は「あるがままでよい」というところから、日々の様々な方々とのふれあい、大切なものに触れ、この仕事の本当の尊さ、喜び、楽しさの中で過ごさせて頂いています。